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極端なところだったらずーとそれを繰り返して、ノンストップで底に着けずにエギの背中がよーく見える距離まで寄せてきてから、後ろにイカが付いてきてないかなというチェックをするんです。大体黒い足をとんがらせて前向いて出てくるんです。そういうのを見つければそこから今度はゆっくり、できるだけテンションかけて今度は落とし込んで抱かせるアクション。そういうのがシャローのチェックなんです。

そのシャローで見つけて取る、もしくは釣れなくても見ることができれば、そこの釣り場に関してはイカが入ってきてる可能性が非常に高いわけです。ひとつもいなければその先、深場にチェックするのに時間をあんまりかけなくてもいいんです。浅いところで見つければ深いところも、「こりゃもっとデカイのいるかもしれない」なんていうので、少し時間をかけてもいいかなと。浅いところからそういうチェックをしていくと、ひとつの釣り場をチェックするのに効率がいいんです。

浅場だったらワンキャスト、ツーキャストでかなりの範囲をチェックできるのに、深場で10メーターだったら底に着けるまでに時間がかかります。そういうのを何回もやろうと思うとすごく時間がかかってしまいますから、まず浅場のチェック。それから少しずつ深いところをたたいていく。

単独で行かれるとそれすべて自分でやらないとだめなんですが、何人かで行くと根元、真ん中、先っちょ。エギのカラーもそれぞれ変える。とにかく一ヵ所に立ってキャストした時、僕の場合は2投続けて同じことは基本的にしないですね。なぜかというと、まずそのアクションで反応がなければポイントを変える。ポイントが変えられなければ狙うレンジ、水深を変える。しゃくりのパターンを変える。エギのカラーを変える。エギのメーカーを変える。効率というのを考えますから、とにかく何かを変えて、早くチェックする。

釣れるパターンが見つかった時には、必ずそれが釣れなくなるまで続けます。というのは、中層で乗ってきたりする時、群で動いてるやつが反応してくれることが結構あるんです。そうすると同じパターンをできるだけ重ねたほうが効率よく乗ってきます。たまたまキャストしたアクションやポイントなんかが大当たりという可能性があります。そこで止まった時には手も変えてください。カラーを変えると底に残ってたスミイチのデカイのがヒットするかも知れない。複数でいるときにはできるだけそういうのを、とっかえひっかえして何人かでチェックしていけばひとつの釣り場で結構効率よく釣ることができますよ。



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