過去の釣行記TOP > ソルトルアー釣行記 吉竹勝  > 2007年9月28日

釣行記

ソルトルアー釣行記 吉竹勝 

2007年9月28日

沼津のジギング タチウオ

秋も深まり朝晩が寒くなり始めたころから、沼津の太刀魚はシーズンを迎える毎年11月以降は昼間のジギングやキャスティングでの釣り物が少なくなりはじめる。そんなころからコンスタントに数型が共にそろい始める。
昨年も11月から3月ころまで沼津では、半夜船と夜中船での太刀魚釣りで盛り上がり数型と共に楽しませてくれた。
昨年の11月クロスフィッシング2のロケの日は爆釣モードに突入し太刀魚釣り2回目の真央ちゃんもスミスの谷中さんも思いっきり楽しんでいた。
中でもプロショップかサハラの笠原さんが、指3〜4本サイズを4時間で70匹以上キャッチしていた。私も60匹以上はキャッチする事が出来た。
この日は夕方6時から釣りを始め10時に釣れすぎで早上がりになった。
この週からコンスタントに釣れ始め、私も毎週のように通い年末まで安定した釣果が続き、今年の1月上旬は水温の低下もあり少し釣果が悪くなったが、中旬には回復しその後も3月頃までは楽しませてくれた。
今年の9月末、秋一発目の太刀魚釣りも楽しかった。プロショッツプカサハラの仲間たちと沼津の勘七丸さんに乗船した。 この日太刀魚釣り初めての岩田さんとレーシングドライバーの高木虎之助さんも乗船した。ポイントは片浜沖から始め。
出船時間もPM8時だったためか一投目から連続ヒットが続いた。初めての太刀魚釣りだったためか序盤ペースのつかめなかった二人だったが、すぐに感覚を掴みフォールとジャークのバイトを次々とフッキングさせていた。
PM11時ポイントを移動して静浦沖へ向かった。
静浦沖も順調に釣れていたようでポイントには船が何隻か釣りをしていた。船長が魚探の反応を見て船を操船している間も、他船で竿を曲げている姿が覗えた。良い反応を捕らえスタートした。
このポイントでも一投目からほぼ全員にヒットして爆釣となりAM1時港へ戻った。
この日の釣果は12人で指2本半〜3本半までを船中500匹位は釣っていた
竿頭は高木虎之助さんで一人で約60本ほど釣っていた。彼の集中力と反射神経の鋭さには私も驚いたほどであった。
10月の釣行では台風の影響も残り水色も凪も悪く苦戦したが、11月に入りまた状況が良くなり始めている11月上旬の釣行では2回続けて一人20〜30匹の釣果がとなってきている。
今後の状況は間違いなく上向きとなりそうである。

沼津の太刀魚釣りは、太刀魚の習性や食性に合わせた効率の良い釣り方をしている。
まず狙う水深もポイントにより多少異なるが、60メートル〜40メートルと浅く昼間深い場所で生活している太刀魚だが、夜になると捕食のため浅場に上がってくるのでレンジが絞られ効率とヒットの確立が高くなるため夜の浅い水深を集中的に狙っている。
例えば水深が40メートルの場合、ベイトや水色などの影響により異なる事もあるが、だいたい30メートル〜水面まででその中でも20メートルラインにバイトが集中したり、10メートルラインにバイトが集中したりと秒分ごとに変わってくる。
またヒットパターンを探すのがとても楽しい。フォールにバイトが集中したりジャークにバイトが集中したり気が抜けないのも面白さの一つである。
水深が浅いためジグも60グラム〜120グラムで十分楽しめるが、ジグの形やカラーは多めにセレクトしたいその日その時で状況が大きく変化するのが、沼津の太刀魚の特徴でもあり魅力でもある。
バリエーションが多ければ多いほど、その時の状況を早く掴みやすいからである。私の場合ラインはPE0.8〜1号でリーダーは60ポンドを1〜1.5メートルとって、バイト時のラインカットを少しでも避けられる硬度の高いフロロカーボンを使用している。
フックシステムはフロントに5連サルカンにバーブレストレブルフック又はバーブレスフォースフックを使用しているテールフックは、フォーリング時にジグの中心にフックが来るようにダブルクレンやサルカンを使用し、同じくバーブレストレブルフック又はバーブレスフォースフックを使用しているテールフックの長さ調整は特にフォーリング時にヒット率を上げることができるから特に大事である。
本誌が出版される頃から今年はピークを向かえそうだ。出船時間が日によって異なるため事前に船長に確認を忘れずにお願いします。
春まで十分に遊べます沼津の夜の太刀魚ゲーム是非楽しんでみて下さい。

ソルトルアー釣行記

カサハラさんにヒットしたタチウオ

ソルトルアー釣行記

私にもタチウオがヒット

ソルトルアー釣行記

高木さんにヒットしたタチウオ

ソルトルアー釣行記

こんなタチウオが入れ食いに

ソルトルアー釣行記

望月さんヒットしたタチウオ

ソルトルアー釣行記

私にヒットした

ソルトルアー釣行記

竹端さんにもヒット

ソルトルアー釣行記

瀧さんにもヒット

ソルトルアー釣行記

こんなイカもきました

ソルトルアー釣行記

今回乗船した勘七丸

ソルトルアー釣行記

私が使用したタックル

【今回の使用タックル】

ロッド : スミス LPJS-SF-60SC・LPJC-SF-60SC
リール : シマノ ステラ C3000S・コンクエスト 250DC
ライン : ユニチカ ユニベンチャー1 ライトジギング 0.8号、1号
リーダー : ユニチカ ユニベンチャー船ハリス 16号
ルアー : スミス メタルフォーカス80グラム・タチウム90グラム
      オフィスユーカリ オーシャンスタイル80グラム110グラム
      ブランカ80グラム アイルメタル90グラム など

船問い合わせ 沼津港 勘七丸  055-931-7483
タックル情報問い合わせ 静岡県 プロショップカサハラ HPあり

<この釣行記の一部はSALT WATER GAME FISHING MAGAZINE 2008年1月号に掲載されています。>

ページのTOPへ

ソルトルアー釣行記一覧へ