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“前アタリ”とは何か?

トラウトをされるプロ級の人たちって、よく“前アタリ”って言われるんですよ。「いや、魚はくわえてないんだけど、その前に俺たちは感じるんだよ。それが前アタリなんだ」と言われるんです。くわえてないのに感じるなんて霊能者みたいなんですが、後ろにいる時点で感じてるということです。私にはそれはできないんですね。ただ、よーくその人たちを研究をしていると、ラインが水中に入っていますね。水中に入っているところを見るんです。これはライトリグの釣りでもそうです。竿に感じる前に魚がコンとつつくと、ここに波紋ができます。ちっちゃくポンと。その波紋を彼らは見ているんですね。どれだけ敏感に見ているかで、前アタリを感じれるか感じれないかの差が出てくるんだと思います。

私もこの“前アタリ”を感じたくて眼鏡かけてるんです(笑)。おばあさんになったみたいな雰囲気がありますんで、ホントは眼鏡かけたくないんですけど、そういうところを見たいんであえてしてるんです。 ナイロンラインを使った時には、魚がくわえて反転してテンションがかかった時じゃないと、ここにアタリが出ないんです。ところがPEだと、くわえた瞬間にコンとアタリがもうでちゃうんです。それをロッドに感じるんです。その差というのは非常に大きいですね。




 
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