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アートとの融合

光の友禅流し

京都市産業観光局が行っている“京の七夕”イベントのひとつに、「光の友禅流し」があります。
(株)亀田富染工場は、弊社の反射シートを使って「光の友禅流し」を生みだしました。平成23年の七夕では、華やかな京友禅を堀川に流し、光の演出によって川面を艶やかに彩りました。
もともと仕事でおつきあいのあった亀田富染工場さんから、「水中で光る反射材」のリクエストがあり、弊社としても未知の分野へのチャレンジとなりました。当初は、「入ってきた光の方角に反射する」再帰性反射材の性質上、観客に見せるためのライティング方法に苦労しました。京都造形大学の大野木先生のご指導のもと、本番では色とりどりに再帰反射する波しぶきや、鳳凰が舞う直前のきらびやかなストーリー性豊かな光を表現することができ、観客の皆様に楽しんでいただけました。
本来、再帰性反射材は道路標識や保安用品に使われることが多い製品です。しかし、「光の友禅流し」にチャレンジしたことで、アートとしての可能性を見いだすことができました。これからはデザイン性や着心地といった、付加価値を持たせた商品の開発にも注力し、これまでにない企画をご提案していければと考えています。

画像:光の友禅流し

光の友禅流し

画像:色とりどりに光を反射する反射材

色とりどりに光を反射する反射材

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