ガラス繊維を世界に!

Tetsuya H.

Tetsuya H.

ユニチカグラスファイバー(株)
技術部 京都技術課
2012年入社

先端技術科学教育部 環境創成工学専攻

Q.1ユニチカに入社を決めたポイントは何ですか?

「モノづくり」に興味があり、なかでも素材や材料を扱う仕事をしたいと思っていました。また、より製品に近いものを扱う開発職に携わりたいと考えていました。化学メーカーを中心に就職活動をしているなかでユニチカを知り、大学内の企業説明会で同じ学部出身の先輩社員の話を聞いてユニチカのことをより深く知りました。様々な事業分野を展開しているユニチカには独自のコア技術や高い技術力があります。加えて、環境保護に対する意識の高さもあります。これらが入社を決めた理由です。

Q.2現在の仕事内容は何ですか?

Q.2現在の仕事内容は何ですか?

ガラス繊維に塗布する、集束剤と呼ばれる糊剤を開発しています。集束剤は目には見えませんが、ガラス繊維を加工するうえで必要不可欠な材料です。加工場や営業からの依頼を受け、実験室で調合し、製造現場でガラス繊維を試作し、試作品を評価しています。また、加工場での生産性向上やコストダウンにも取り組んでいます。

Q.3やりがいを感じたエピソードは?

私が開発に携わった集束剤を適用したガラス繊維製品がユーザーに採用され、ルート販売されるようになったことです。実験において何度も失敗を繰り返していたのですが、ようやく製品が完成しユーザーに認められたことで達成感を味わうことができました。このことで、あきらめずに最後までやり通すことが結果に繋がることを学びました。

Q.4仕事での失敗談は?

ラボ試験をパスして中量産試験を行った結果、完成品の質が悪く加工場で使用できず、多量の製品を無駄にしてしまったことです。ラボから現場レベルへスケールアップした時に起こりうるリスクを想定した上で実験を行うべきだったと痛感しました。日頃から製造現場や加工場を見学し、現場を詳しく知ることが大切だと学びました。

Q.5あなたのWe Realize It!は何ですか?

ガラス繊維に関する知識や技術を熟知した人材になりたいです。そのためにも日頃の業務を着実にこなし、ステップアップしたいと思います。そして、ユニチカのガラス繊維製品が国内外問わず世の中で幅広く利用されるように画期的なガラス繊維集束剤を開発したいです。また、ガラス繊維は加工されることで市場に出回るため、将来的には加工品を含む幅広いガラス繊維製品に関わる業務に携わりたいと考えています。

Q.6一日のスケジュールを教えてください。

  • 8:15

    出社

    ラジオ体操

  • 8:30

    始業

    メールチェック
    ミーティング(1日の業務確認)

  • 9:00

    実験準備

  • 10:00

    製品試作試験開始

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    製品試作試験の続き

  • 14:00

    製品試作試験終了

    実験の片付け

  • 15:00

    試作したサンプルの物性評価

  • 17:00

    データまとめ

    報告書作成
    翌日の予定確認

  • 18:30

    退社

Q.7職場の素顔について教えてください。

Q.7職場の素顔について教えてください。
職場に配属されて驚いたこと(ギャップ)はありましたか?
製造現場ということもあり、労働災害対策などにおいて、安全意識がとても高いことに驚きました。
職場の雰囲気はどうですか?
思ったことや感じたことを発言しやすい職場です。和やかな雰囲気のなかで仕事をしています。
職場で改善したいことは?
試作サンプルを、定期的に整理・整頓すべきと考えています。

Q.8あなたの素顔について教えてください。

オフの日はどのように過ごしていますか?
子どもの世話をしています。また、社内外のクラブでバドミントンをしたり、友人と飲みに行くこともあります。
プライベートでの楽しみは?
スポーツが好きなので、時間があれば体を動かすようにしています。社会人になってから始めたゴルフも楽しみの1つになっています。
日頃から心掛けていることは?
几帳面な性格なので、自分の家でも仕事場の机上でも整理・整頓を心掛けています。

Q.9あなたの仕事において、他者との関わり合いを教えてください。

社内

同グループ/上司・メンバー
方針決定・報告・相談
製造課
製品試作依頼
品質保証課
分析依頼
技術部
加工製品の試作依頼
中央研究所/担当者
共同開発

社外

原料メーカー
原料サンプルの入手、情報収集
Q.9あなたの仕事において、他者との関わり合いを教えてください。