Juri S.
ACF事業部
ACF生産開発部
開発グループ
2019年入社
ACF事業部
ACF生産開発部
開発グループ
2019年入社
一言で表すと活性炭繊維で液体を改善することです。
液体浄化用途の活性炭繊維フィルターの開発をしています。新製品の開発だけでなく、お客様からのサンプル液を受けて既存品の性能比較試験を行ない、営業と同行訪問して結果を報告することもあります。
課題はある物質に対して最適な活性炭を選定し、フィルターを作製、評価することです。上司と相談しながら試験条件を考えています。使用する活性炭が決まったため、今後は結果からフィルターを設計し、作製したフィルターでの通水試験により評価を行なっていく予定です。
活性炭繊維フィルターを使っていないお客様からの引き合いです。浄水器ではフィルターで塩素を取ることがよく行われていますが、特殊な条件下での塩素除去が求められました。
上司と相談しながらも自分の意見が反映された試験を行なえたのでやりがいを感じました。過去に誰も評価したことがなかったので、試験方法を考え、試験装置を一から組み立てることが必要になりました。温度、水量一定での通水試験でしたが、初期は安定せず、試験終盤に大幅に水量が落ちてやり直しになったこともありました。しかし、条件の変更を重ねることで安定化につながりました。
安定化した試験条件での結果をお客様に報告した際に、好印象で導入を検討すると返答をいただけました。最終的にはコストの問題で見送られてしまいましたが、自分が試行錯誤して出した結果によってお客様の問題が解決する可能性があることが分かり、仕事のモチベーションになっています。
性能評価試験で報告の納期が遅れてしまったことです。お客様からのサンプル液に対するフィルター評価で、報告した測定条件がお客様が確認したい条件と異なることがありました。再試験が必要になり、最終的な報告が遅くなってしまいました。
経験や知識が付き始めたころで自分の思い込みが引き起こした結果でした。思い込みに頼らず、細かく確認することが大切であると再認識しました。
お客様目線で仕事ができ、これについてはこの人に聞けば大丈夫と思ってもらえるような人材、また、現存の製品にとらわれないチャレンジングな開発ができる人材になりたいです。
自分や部署の持っている知識、技術を最大限に生かし、お客様や社会に求められる製品を作り出したいです。また、お客様が認識している問題だけでなく、潜在的なニーズにも対応していきたいです。
今後は環境を改善するものとして注目され、世界中で使われるような定番品を立ち上げたいです。
出社
メール確認
開発会議(グループミーティング)
先月のテーマの進捗と今月の予定の確認
昼食
試験準備
活性炭の準備と試験液の調整
前日の試験液の回収、分析
試験開始
目的の重量をサンプリングし試験液に浸漬
分析結果の確認、まとめ、上司への報告
(見積もり、商談内容のまとめ、お客様の在庫確認と生産依頼)
退社