銘柄・一般物性
アローベースの基本銘柄としては、ポリエチレンタイプ(Sシリーズ)とポリプロピレンタイプ(Dシリーズ)の2種類があります。さらに、弊社技術スタッフがお客様の課題解決に達した改良(接着性など)を迅速におこないますので、お気軽にご相談ください。
変性ポリオレフィン樹脂水性分散体「アローベース」の一般特性
水性分散体 | Sシリーズ (ポリエチレンタイプ) |
Dシリーズ (ポリプロピレンタイプ) |
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代表銘柄 | SB-1200 | SE-1200 | SD-1200 | DA-1010 | DC-1010 | YA-6010 | |
樹脂 | 融 点(℃) | 80 | 95 | 105 | 75 | 140 | 145 |
分子量(相対) | 中 | 高 | 高 | 高 | 中 | 中 | |
液特性 | 外 観 | 乳白色 | 乳白色 | 乳白色 | 乳白色 | 褐色半透明 | 乳白色 |
固形分濃度(wt%) | 25 | 20 | 20 | 25 | 25 | 25 | |
イソプロパノール濃度 * (wt%) |
20 | 20 | 20 | < 1 | < 1 | < 1 | |
pH | 9~11 | 9~11 | 9~11 | 9~12 | 9~11 | 9~11 | |
粘 度(mPa·s/25℃) | 50~300 | 50~500 | 30~300 | 1~100 | 1~500 | 1~500 | |
安定性 | > 1年 | > 1年 | > 1年 | > 1年 | > 1年 | > 1年 |
*:1wt%程度まで低減することが可能
(2021年7月 更新)
保存安定性
室温で6ヶ月保存している間に、pHおよび粘度の変化はほとんどありません。
(2017年8月 更新)
塗膜化条件
グラビアコート、ワイヤーバーコート、リップコート、スプレーコートなど、粘度に応じて公知のコート法で基材にコートできます。一度にコートする量はコート液で5~20g/m²程度が適当です。コート後は室温で乾燥しても塗膜を形成しますが、通常100~150℃で30秒程度加熱乾燥して塗膜を形成します。