Akito K.
フィルム事業部
フィルムカスタマー・ソリューション部
技術サービスグループ
2017年入社
工学部化学・生物工学科
フィルム事業部
フィルムカスタマー・ソリューション部
技術サービスグループ
2017年入社
工学部化学・生物工学科
大学で高分子合成の研究を行っていたので、高分子材料に関わり、また、新しい材料を創り出して、世の中に貢献したいという思いから、自分の手で実際に創り出すところから携わりたいと考えていました。
ユニチカのことは、高分子・スポーツという点から知っていましたし、あるドラマで登場人物のモデルとなった人物がユニチカの前身の会社の初代社長ということでも聞いたことがありました。就職活動を続けていく中で、ユニチカは一人ひとりを大切にし、寄り添っていく雰囲気を感じました。このような雰囲気のなかで、高分子に携わる仕事がしたいと考えてユニチカに入社を決めました。
フィルムの分析・評価で製造・開発・販売を支える仕事です。
顧客からの試験依頼の対応では、フィルムの構成の分析や試作品の性能比較、不良原因の調査など多岐に渡る試験を行い、販売活動にサービス面で貢献しています。また、製造・開発・販売の支援として、フィルム自体を、さらに印刷や袋など加工して分析、評価を行っています。現在は、インドネシアの関連企業、エンブレムアジアで立ち上がった新機台で生産される製品の性能向上に向けて評価を行っています。安定した性能を発揮できる条件を確立するため、実際に現地での試作や、得られたフィルムを加工して評価しています。
包装用フィルムの分析・評価を行う中で、実際の商品に使われる包材の分析を行うことが多くあります。分析していく中で、多くの商品でユニチカのフィルムが使用されていることが分かります。スーパーに行くとユニチカのフィルムが使用されている商品が店頭に並べられていて、人々の食生活を支えていると実感できます。スーパーで知らない商品を見かけると、どのような構成か、ユニチカのフィルムが使われていないか確かめたくなってしまいます。
間違った結果で報告書を作成し、顧客に誤った結果を伝えてしまいそうになりました。接着剤で貼り合わせてあるフィルムを剥がして、貼り合わせの強さを測定する試験で、目的とは違う位置でフィルムを剥がして測定をしてしまいました。このフィルムの測定経験がある他部署の試験依頼者から再測定を依頼され、他の人に剥がしてもらい正しい結果を出すことができました。この経験から、自分の測定結果に疑問を残したままにせず、おかしいと感じたらすぐ相談すべきであることを学びました。また、自分の技術不足も痛感し、より一層精進していかなければいけないと思いました。
信頼される人材になりたいです。仕事を任せられるということだけでなく、この人に聞いたらさまざまな視点から意見をもらえると思ってもらえる存在になりたいです。人に信頼されるように日々の積み重ねが大事だと思って常に行動するよう心がけています。
また、今後の目標としては、社会に変化を与えるようなフィルムの開発をしたいです。日々生活様式が変化していく中で、フィルムを通して社会に変化を提案していきたいです。とても難しいチャレンジなのかもしれませんが、大きな目標として持っていたいと思っています。
始業
サンプル、測定項目の確認
測定、サンプリング
データ整理
昼食
サンプルロール作製
片付け
報告書作成
翌日の測定準備、サンプリング
退社