3年間大学で研究をしていたため、少しでも自分の経験を活かせる分野で働き、関心のあった環境問題についても仕事として関わりたいと思っていました。ユニチカは、研究室の先輩から働きやすい職場だと聞いていました。また、生活に身近な製品を扱っていることから、自分の仕事が人々の暮らしに役立つという実感を覚えやすそうだと思ったこと、また、テラマックなど、環境配慮の製品を扱っていたことが入社の決め手になりました。

自分の関わったコート剤のスケールアップ試作をしていただいたときです。まだ入社して日が浅かったので、自分が関わっているものが実際の製品でどのように使われているのかあまりイメージできていませんでした。そんな中で、自分が携わったコート剤が製造用の大きな機台で多くの人の手によってコートされていく様子を見て、「自分の仕事はこんな風に製品に繋がっているんだな」と実感がわき、やりがいを感じました。

コート剤の改善検討時に、ラボスケールでの改善策しか考えておらず、量産の際に実施が難しいような条件で検討を進めてしまいそうになったことがあります。大学での研究より踏み込んで、研究の先にある量産のことを念頭に置いて検討しなければいけないと学びました。また、そのためには、量産時の条件などについてよく知っておく必要があると感じました。

この人に任せて良かったと思ってもらえる人、そして、新しい知識や技術を取り込んで仕事に活かしていける人になりたいです。
暮らしの身近にある困りごとの改善や、社会課題の解決につながるような製品を生み出して、経営理念の「暮らしと技術を結ぶことによって社会に貢献する」を実現したいです。

• 08:00

  出社・メールチェック

• 09:00

  実験（コート液の作製など）

• 12:00

  昼食

• 13:00

  実験（フィルムコート、コート後のフィルム外観の評価など）

• 16:00

  デスクワーク・実験結果まとめ、書類作成

• 18:00

  退社

職場でのギャップ（驚いたこと）は何ですか

実験スケールの違いです。大学の研究室にいた頃はマイクロメートル（1000分の1ミリメートル）単位の実験をしていましたが、今はプラントにある大きな釜で数十kg単位の試作をすることもあります。大きなスケールでの実験は、作業は大変ですが楽しいです。

面白い同僚（先輩・後輩・同期）がいれば教えてください。

関西圏のお店にとても詳しい人がいます。おすすめのカフェやパン屋などをたくさん教えていただきました。

職場の雰囲気は

おだやかな雰囲気です。グループは優しくて気さくな方ばかりで、先輩後輩の関係なく気軽に意見が言える働きやすい職場です。研究所は全体的に気さくな方が多く、ロッカールームでは研究所長と雑談することもあります。

オフの日はどのように過ごしていますか

友人と出かけたり、家でのんびりしたりして過ごしています。コロナ前は、同期メンバーで遊園地やスノボなどにも行っていました。

プライベートでの楽しみは？

仲の良い友達と遊ぶことと、おいしいものを食べに行くことです。

日ごろから心がけていることは

迷ったらやってみることを心がけています。
やってみて失敗したなと後から思うこともありますが、少しずつでも色んな経験を積んで、自分の糧にしていきたいです。

学生さんへのメッセージ

就職活動では、辛くて心が折れそうになることや、周りと比べて焦ってしまうこともあると思います。時々息抜きしながら、自分のペースで頑張ってください。すぐに結果が出なくても、頑張りに気づいてくれる誰かは絶対にいます。応援しています！