Uイミド®(ポリイミドワニス)

Uイミド®ワニス 多孔タイプ
(ポリイミド・ポリアミドイミド多孔形成ワニス)

FAQ

多孔膜の特長
ポリイミド被膜の特長である高耐熱性に加え、多孔構造の特長として軽量性、通気通液性、断熱性等の特性が挙げられます。
多孔膜の構造

内部や表面に微小なセル状空気孔が分散された構造となっています。
下図は多孔膜表面・断面SEM撮影像です。

surface image
cross-section image
物性コントロール
膜厚、孔径、気孔率、表面開孔/閉孔、通気性など様々な物性コントロールが可能です。
使用条件
ポリイミドタイプでは100~150℃での乾燥の後、300℃以上の高温熱処理が必要です。
ポリアミドイミドタイプは、100~150℃程度の乾燥のみで製膜可能です。
多孔形成メカニズム
発泡剤を利用した多孔化ではないため、薄膜を作製する目的に適した材料です。
多孔材料の用途
分離膜、断熱材、軽量化材などへの適用が可能です。