ゼコット®

XecoT®/成形条件

成形条件表

射出成形条件

  一般・高機能銘柄 LEDリフレクター向け
シリンダー温度(℃) C1 305(290 - 320) 305(290 - 320)
C2 320(310 - 330) 310(300 - 320)
C3 325(315 - 340) 320(310 - 330)
NH 330(320 - 340) 325(315 - 335)
限界温度(℃) 350
金型温度(℃) ≧130(80 - 160)

シリンダー温度

流動性との兼ね合いとなりますが、350℃を上限の目安としてください。この温度を超えると熱分解の懸念があります。また、下限は融点である315℃が目安となります。

金型温度

金型温度は100℃以下でも成形は可能ですが、良好な外観や寸法安定性のために、金型温度は130℃以上を推奨します。
ただし、過度に温度を上げると離型性が悪化し、成形サイクルが長くなるばかりでなく、ソリが大きくなるなどの不具合の可能性があります。

滞留

滞留樹脂量及び滞留時間を極力小さくしてください。クッション量や滞留時間が増加すると、成形品の着色や鼻タレなどが起こりやすくなります。
また、成形機のスクリュー径は小さいものを選択してください。
成形機の最大射出容量は、1ショット当たりの成形容量の5倍以下、望ましくは3倍以下になるようにしてください。