elitel/エリーテル®

使用上の参考事項

参考事項 1

エリーテルは、熱可塑性樹脂の性格上、加熱による樹脂の軟化、流動化により被着体への密着は更に向上します。広い温度範囲のアプリケーションを可能にする幅広いガラス転移温度、軟化点、分子量のグレードを取り揃えておりますので、エリーテルどうし、他の樹脂とのブレンドにより更に応用範囲は広がります。

参考事項 2

エリーテル(溶剤可溶タイプ)は一般に有機溶剤に溶解させて使用します。一般的には、低沸点溶剤としては、トルエン、MEK、酢酸エチル、及び、これらの混合系など、高沸点溶剤としては、シクロヘキサノン、石油系溶剤及び、これらの混合系などが用いられます。

参考事項 3

エリーテル水分散タイプを希釈する際には、攪拌を行いながら希釈剤を添加してください。希釈剤としては水、アルコール、セロソルブ、及び、これらの混合系などを使用することができます。各種の硬化剤、水性樹脂、顔料、添加剤についても同様に、エリーテルを攪拌しながら添加するようにしてください。

参考事項 4

エリーテルは、飽和共重合ポリエステル樹脂ですので分子鎖末端に水酸基とカルボキシル基を持っております。これらを適当な硬化剤(イソシアネート、メラミン、エポキシ樹脂など)と併用することで、更にその硬度、耐熱性、耐薬品性、可とう性、皮膜性、接着性などを向上改善させることが可能です。また、硬化剤以外の各種樹脂の併用によってもその特性は向上します。

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