ニュースリリース 高分子事業

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高分子事業

2022/12/12

溶剤・樹脂使用量低減で環境に貢献する塗剤「エリーテル®︎」「アローベース®︎」「Uイミド®︎」

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ユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:上埜修司)は、樹脂事業において、リデュース材料「エリーテル®」「アローベース®」「Uイミド®」の提案を強化します。
当社は、環境負荷の低い素材へのニーズが高まる中、溶剤使用量低減や樹脂使用量低減などで環境に配慮した材料を積極的に展開し、持続可能な社会の実現に向け取り組んでまいります。



1.「アローベース®」「エリーテル®

水系エマルションとして提案している「エリーテル®」「アローベース®」は、溶剤レスによる揮発性有機化合物(VOC)低減により環境負荷削減に貢献します。これらの製品はポリエステル系やポリオレフィン系の樹脂を乳化剤不使用で水中に分散しており、乾燥皮膜は接着性・耐薬品性・加工性に優れています。特に接着性については、様々な基材に対して優れた性能を示します。さらに、塗布・乾燥するだけで透明な導電皮膜を形成できる帯電防止エマルションもラインナップしており、お客様のニーズに合わせて様々なご提案が可能です。最近では、従来の溶剤系から水系コーティングへの変更、紙包材でのヒートシール層やアンカーコート層、など環境配慮製品での採用が進んでいます。




2.「Uイミド®

塗工・乾燥熱処理を行うことにより、ポリイミド被膜を得ることのできる「Uイミド®」ワニスは、独自の改良を施すことで高濃度銘柄をラインナップし、アミド系溶剤の使用量削減による環境負荷低減に貢献します。一般的なポリイミドワニスの濃度と比較し、本高濃度銘柄は約1.5倍の高濃度化を実現し、同等の膜厚を形成する際に排出される溶剤量を半減させることができます。また、代表的アミド系溶剤であるN-メチル-2-ピロリドンや N,N-ジメチルアセトアミドを含有しないワニスの開発も進めており、ご提案が可能です。




3.今後の展開について

ユニチカグループでは、環境と共生する暮らしの実現を優先課題の一つに掲げ、"for the EARTH"というテーマのもとグループ全体で製品づくりに取り組んでいます。当社は、環境配慮型素材へのニーズが日々高まる中、環境性能のカテゴリー化(バイオマス、リサイクル、リデュース)による理解促進と販売強化を推進することで、環境配慮型樹脂全体で売上高数十億円規模の商品群を目指します。



<「アローベース・エリーテル・Uイミド」に関するお客様のお問い合わせ先>

ユニチカ株式会社 樹脂事業部 機能樹脂営業部


[エリーテル・アローベース]

機能樹脂第一グループ(東京) TEL:03-3246-7610

機能樹脂第一グループ(大阪) TEL:06-6281-5551


[Uイミド]

機能樹脂第三グループ(京都) TEL:0774-25-2209


<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>

ユニチカ株式会社 広報グループ

TEL:06-6281-5695


※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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