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IR情報

2023/11/ 9

営業外収益(為替差益)の計上及び2024年3月期第2四半期連結累計期間業績予想値と実績値の差異並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ

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当社は、2024年3月期第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)において営業外収益(為替差益)を計上するとともに、当社が2023年8月7日に公表しております第2四半期連結累計期間業績予想値と本日公表の実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。
また、最近の業績動向等を踏まえ、2024年3月期通期の連結業績予想を下記のとおり修正することとしましたので、あわせてお知らせいたします。


1.営業外収益(為替差益)の計上について


2024年3月期第2四半期連結累計期間におきまして、急激な為替相場の変動により、連結決算で2,354百万円、個別決算で2,063百万円の為替差益をそれぞれ計上いたしました。
上記の金額は、主として当社グループが保有する外貨建債権債務を2024年3月期第2四半期末時点の為替相場で評価替えしたことにより発生したものであり、今後の為替相場の状況により変動する可能性があります。


2.業績予想値と実績値の差異について


① 2024年3月期第2四半期連結累計期間業績予想値と実績値の差異
(2023年4月1日~2023年9月30日)


② 差異の理由

当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、フィルム事業を中心に高付加価値品の販売が当初予想を上回った結果、売上高は予想値に比べて増加したものの、物価高を背景とした消費マインドの停滞が当初予想よりも長期化したこと等により販売量は減少し、また、原燃料価格の高止まりや生産量の減少によるコストアップもあり、営業利益は減少しました。また、円安の進行による外貨建資産の為替評価益の計上により、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回発表予想を上回りました。


3.業績予想の修正


① 2024年3月期通期連結業績予想
(2023年4月1日~2024年3月31日)


② 修正の理由

通期業績予想につきましては、フィルム事業において、物価上昇による消費マインドの停滞が続き、食品包装用フィルムの販売量回復が当初予想より遅れることが見込まれています。また、半導体及び電子部品の市況回復が想定より遅れており、フィルム事業、樹脂事業、ガラス繊維事業において、販売量の回復が当初予想より遅れることが見込まれています。以上の理由により、売上高は前回発表予想を下回るものと見込んでいます。
原燃料価格の高止まりや円安の継続によるコストアップに対して、更なるコストダウンや価格改定を含めた商品構成の見直しなどにより、業績に対する影響の最小化に取り組みますが、販売減少と生産量減少の影響が大きく、営業利益についても前回業績予想を下回る見込みです。経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、引き続き外貨建資産の為替評価益を計上することが予想されるため、営業利益減少の影響を縮小させるものの前回発表予想を下回る見通しです。


<業績等の予想及び計画に関する注意事項>

本資料における業績等の予想及び計画の将来予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等の結果は、今後の様々な要因により、業績等の予想及び計画と異なる可能性があります。



以上

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