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IR情報

2023/5/12

業績予想値と実績値との差異、営業外収益(為替差益)及び特別損益(貸倒引当金の戻入額及び関係会社株式評価損)の計上に関するお知らせ

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当社が2023年2月7日に公表しております通期の連結業績予想値と、本日公表の実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。
また、2023年3月期において、営業外収益(為替差益)及び特別損益(貸倒引当金戻入額及び関係会社株式評価損)の計上を行うこととしましたのであわせてお知らせいたします。


1.業績予想値と実績値の差異について


① 2023年3月期通期連結業績予想数値と実績値の差異(2022年4月1日~2023年3月31日)


② 差異の理由

通期の連結業績につきましては、高分子事業セグメントでは、フィルム事業の包装分野における世界的な需給緩和の影響、工業分野においては電気・電子用途の需要減の影響を受けました。樹脂事業においては、自動車分野の回復の遅れや、中国における取引先の工場稼働減少、欧州の景気停滞による需要低迷などの影響を受け、高分子事業セグメントとして販売量が当初の見込みを下回り、売上高が予想値に比べて減少しました。機能資材事業セグメントでも同様に半導体市況悪化による電子材料分野での需要減や自動車分野の回復遅れの影響を受けたことで売上高が予想値に比べて減少しました。
また、売上高が減少したことに加え、別途進めている製品価格の改定の効果を原燃料価格高騰のマイナス影響が上回ったことにより、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を下回ることとなり、固定資産売却等による特別利益の計上を行ったものの、親会社株主に帰属する当期純利益についても、前回発表予想を下回ることとなりました。



2.営業外収益(為替差益)の計上について


2023年3月期におきまして、期中の急激な為替相場の変動により、連結決算で1,395百万円、個別決算で1,359百万円の為替差益をそれぞれ計上しました。



3.特別損益の計上について


(1)貸倒引当金の戻入額の計上について

業績の悪化した連結子会社の貸付金に対して計上していた貸倒引当金の見積りの見直しを行った結果、個別決算において 780 百万円の貸倒引当金戻入額を特別利益として計上しました。なお、個別決算における当該利益は連結決算上は消去されるため、連結財務諸表に与える影響はありません。


(2)関係会社株式評価損の計上について

大阪染工株式会社の業績悪化に伴い、個別決算において1,100百万円の関係会社株式評価損を特別損失として計上しました。なお、個別決算における当該損失は連結決算上は消去されるため、連結財務諸表に与える影響はありません。



以上

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