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繊維事業
2022/5/19
2023-24年秋冬 ユニチカ・機能性素材の販売展開について
ユニチカトレーディング株式会社は「ユニチカ・機能素材 2023-24年秋冬展」を開催し、本格的なプレゼンテーション及びプロモーションを開始します。
新型コロナウイルス感染対策が私たちの生活に変化をもたらし、運動不足やストレス解消へのニーズは強く、控えていた屋内施設での運動は回復傾向になり、屋外で気軽に行えるウォーキングやアウトドアレジャーへのニーズも継続しています。また、登山やトレッキングなどアウトドア環境で求められる高い機能性を有したウェアは、普段着として着用するライフスタイルが定着してきました。
一方、気候変動を始めとする環境問題の深刻化を受けて、今までの生産・消費活動を見直し、資源を循環させることによるサステナブルなサーキュラー・エコノミーが求められ、地球環境への負荷を低減するためのバイオマス素材やリサイクルなどにより新たな製品を生み出す取り組みが必須になっています。
このような状況の中、当社は寒い時期の様々なシーンに活躍できる吸放湿保温素材の開発や、リサイクルポリエステル素材への切換えや植物由来原料を使用したナイロン11「キャストロン」、環境に優しい加工などの環境配慮型機能性素材の開発を積極的に進めています。今回、感染予防対策を徹底した上で事前予約制の素材展を開催いたします。
記
1.『ユニチカ・機能素材 2023-24年秋冬素材展』
テーマ「NEW RELEASE 2.0」
東京 2022年5月24日(火) 13:00 ~ 18:00
25日(水) 10:00 ~ 18:00
26日(木) 10:00 ~ 17:00
PLAZA MAAM
東京都中央区日本橋浜町1-1-12 プラザANSビル3F
2.プロモート素材
①「ハイグラ・ウォーム/HYGRA® WARM」(吸放湿素材)
特殊吸水ポリマーをナイロンで被覆した吸放湿繊維である「ハイグラ」と様々な保温素材と組み合わせることにより、暖かくて蒸れにくい素材です。寒い時期の様々なシーンに活躍できる素材です。
②「キャストロン/CASTLON®」(バイオマスナイロン素材)
非可食植物であるヒマ(唐胡麻)から生まれたバイオマスナイロン11素材です。ナイロン6比較して軽量で、耐摩耗性や寸法安定性に優れるという特長があります。
③「エアーホールド/AIRHOLD®」シリーズ(断熱保温素材)
・「エアーホールド/AIRHOLD®」
熱伝導率が低く、断熱効果に優れる空気を積極的に利用した断熱保温素材です。
・「エアーホールド-QT/AIRHOLD®-QT」
キルト組織の中綿部分にサーモトロンを内在させ、不安定な太陽光の下でも発熱と保温を繰り返します。
・「エアーホールド-NB/AIRHOLD®-NB」
近年、生態系への影響が指摘されているマイクロプラスチック問題に対応するため、起毛せず生地組織によって高い嵩高性を実現した素材です。
④「速ポカ/SOKUPOKA®」(太陽光熱変換・急速発熱素材)
太陽光から吸収した光エネルギーを、素早く熱に変換する機能性セラミックをポリエステル繊維内部に充填し、太陽光の下でも温度が上がりにくい白色生地において、照射1分後に 3℃以上の温度上昇が得られる急速発熱素材です。
⑤「サーモトロン ラジポカ®/Thermotron Radipoka」(吸光熱変換+遠赤外線放射素材)
太陽光の熱エネルギーと遠赤外線の相乗効果で、高い保温効果を発揮する素材です。
"吸光熱変換機能剤"と"遠赤外線放射機能剤"を1本のフィラメント内に融合することで、太陽光を吸収・熱変換し、同時にその熱で"遠赤外線放射剤"を積極的にあたためることにより遠赤外線放射をアップさせます。
3.出展素材点数
アクティブスポーツ素材 約120点 (織物 約20点 ニット 約100点)
4.2023-24年秋冬販売計画
2022-23年 秋冬シーズン対比 120%
5.主な販売先 (順不同)
デサント、ゴールドウイン、アシックス、ヨネックス、モンベル、TSIグルーヴアンドスポーツ 他
以上
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。