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機能資材事業
2020/11/ 4
医療用アイソレーションガウンの共同研究契約の締結について
今回の新型コロナウィルス感染症により、お亡くなりの皆様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、闘病中の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。また、医療現場の最前線でご尽力されている医療従事者の皆様には心からの感謝を申し上げます。
大阪市立大学医学部附属病院副院長/心臓血管外科部長(新型コロナ対策室長) 柴田利彦教授、エイブル山内株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:山内 成弘、以下「エイブル山内」)、ユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区、社長:上埜 修司、以下「ユニチカ」)は、医療用アイソレーションガウンの共同研究契約を締結しました。
コロナウィルス感染症拡大により、医療現場から求められている安全・安心で快適なアイソレーションガウンの開発を、それぞれの技術とノウハウを活かしつつ共同で進め、大阪市立大学医学部附属病院での実用化テストを実施後、年内での製品化を目指して取り組んでまいります。
・大阪市立大学の監修により、医療現場の声をアイソレーションガウンの製品仕様に取り入れることが可能となり、より医療従事者の要望に応える製品を作り上げることができます。
・ユニチカグループが生産する、肌に優しくドレープ性の優れたコットン100%不織布「コットエース」を使用します。コットンを使用することにより従来製品よりも優れた着心地を提供します。
・天然素材かつ生分解素材であるコットンを使用することで、従来の合成繊維を主体としたアイソレーションガウンと比較し環境に優しい製品となります。
・使用する生地は防水加工を施しAAMIレベル※3をクリアしますので、様々な医療現場で使用することができます。
※AAMIレベル=手術用ガウン・ドレープ、隔離用ガウンなどの医療用ガウン類を防護性能によって分類する規格。最高レベルは4。
・長年防護服業界に製品を提供してきましたエイブル山内が縫製を受託することにより、品質の高い縫製品が提供できます。縫製はベトナム及び日本国内で行い、品質の高い国産生地を使用することにより有事の際の供給不安にも対応可能です。
今回の共同研究契約の締結により、治療の現場で奮闘されている医療従事者に対し有益な製品を生み出すことができ、さらに環境に配慮したSDGSに貢献できる製品を提供することが可能となります。
以上
<本件に関するお客様からの問い合わせ先>
エイブル山内株式会社
機能服事業部 TEL:045-312-1130
ユニチカ株式会社
スパンレース営業部 TEL:06-6281-5863
公立大学法人大阪 大阪市立大学
医学部附属病院 庶務課 TEL:06-6645-2711
<本件に関する報道関係からの問い合わせ先>
ユニチカ株式会社
広報グループ TEL:06-6281-5695
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。