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高分子事業
2005/8/31
生分解性ヒンジキャップ(ワンタッチ式キャップ)の開発について
三笠産業株式会社(本社:奈良県広陵町)とユニチカ株式会社(本社:大阪市中央区)は、業界初の環境に配慮したポリ乳酸を主成分とする完全生分解性のヒンジキャップ(ワンタッチ式キャップ)を開発し実用化することに成功しました。本製品は、BPS(生分解性プラスチック研究会)のグリーンプラマークを取得しています。
今回開発したヒンジキャップは、この度、宝酒造株式会社(本社:京都市)の「<伝承健寿>梅肉エキス入り濃縮飲料」の替え栓として採用が決定し、今秋より順次出荷を拡大していきます。生分解性実用キャップとしての採用は、国内業界でも初めての適用例です。
本製品は、環境低負荷素材である植物由来のポリ乳酸を主成分とするものであり、使用後はコンポスト中あるいは自然環境下で最終的に炭酸ガスと水に分解されます。ポリ乳酸はとうもろこしを原料としており、石油等の化石資源の使用量を削減でき、炭酸ガスの増加抑制により地球温暖化の防止に貢献いたします。
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