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IR情報

2024/11/ 8

営業外費用(為替差損)、特別損失(固定資産の減損損失)の計上及び2025年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値の差異並びに通期業績予想の修正に関するお知らせ

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当社は、2025年3月期第2四半期連結会計期間(2024年7月1日~2024年9月30日)において営業外費用(為替差損)及び特別損失(固定資産の減損損失)を計上するとともに、当社が2024年8月6日に公表しております第2四半期(中間期)連結業績予想値と本日公表の実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。
また、最近の業績動向等を踏まえ、2025年3月期通期の連結業績予想を下記のとおり修正することとしましたので、あわせてお知らせいたします。


1.営業外費用(為替差損)の計上について


2025年3月期第2四半期連結会計期間(2024年7月1日~2024年9月30日)におきまして、急激な為替相場の変動により、2,402百万円の為替差損を計上いたしました。なお、2025年3月期第1四半期連結会計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)において、為替差益を1,476百万円計上していましたので、2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)における為替差損は926百万円となりました。
また、個別決算においては、2025年3月期第2四半期会計期間(2024年7月1日~2024年9月30日)に2,260百万円の為替差損を計上しております。第1四半期会計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)において、為替差益を1,435百万円計上していましたので、中間会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)における為替差損は825百万円となりました。
上記の金額は、主として当社グループが保有する外貨建債権債務を2025年3月期第2四半期(中間期)末時点の為替相場で評価替えしたことにより発生したものであり、今後の為替相場の状況により変動する可能性があります。



2.特別損失(固定資産の減損損失)の計上について


「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、当社グループが保有する固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、高分子事業セグメントに属する子会社P.T. Emblem Asiaが保有する固定資産について、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、2025年3月期中間連結会計期間(2024年4月1日~2024年9月30日)において10,674百万円の特別損失(固定資産の減損損失)を計上しました。


3.業績予想値と実績値の差異について


① 2025年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想値と実績値の差異
(2024年4月1日~2024年9月30日)


② 差異の理由

当第2四半期(中間期)連結業績につきましては、主力となるフィルム事業において、食品包装用途や電子材料用途等の需要回復の影響等により売上高は予想値に比べて増加しました。また、経費削減を始めとしたコストダウンなどの自助努力や価格改定の実施、また、より付加価値の高い高機能製品の拡販により収益が改善し、円高の進行による外貨建資産の為替評価損を計上したものの、営業利益、経常利益ともに予想値を上回りました。一方で、東南アジア地域における中国等の安価製品との販売競争により業績が悪化していることから、連結子会社のP.T. Emblem Asiaが保有する固定資産について将来の回収可能性を判断して減損損失を計上したため、親会社株主に帰属する中間純利益は前回発表予想を下回りました。


4.業績予想の修正


① 2025年3月期通期連結業績予想
(2024年4月1日~2025年3月31日)


② 修正の理由

通期業績予想につきましては、コストダウン、価格改定、高機能製品の拡販による収益の拡大に引き続き取り組みますが、依然として原燃料価格や為替影響による不透明な要素も多いことから、売上高、営業利益、経常利益につきましては前回業績予想を据置きます。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、第2四半期(中間期)に計上した固定資産の減損損失の影響がありますので、前回発表予想を下回る見通しです。


<業績等の予想及び計画に関する注意事項>
本資料における業績等の予想及び計画の将来予想に関する記述は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等の結果は、今後の様々な要因により、業績等の予想及び計画と異なる可能性があります。



以上

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