IR情報

当社は、2024年11月28日に公表いたしました「株式会社地域経済活性化支援機構（以下、「機構」といいます。）による再生支援決定、第三者割当による C 種種類株式の発行、定款の一部変更、自己株式の取得及び自己株式の消却、資本金及び資本準備金の額の減少、並びに親会社及び主要株主である筆頭株主異動等に関するお知らせ」にてご通知しておりました事業再生計画について、本年4月30日に機構による第三者割当増資の払い込みを完了させ、構造改革を含めた各施策に取り組んでおります。また構造改革の対象となる事業については、他社への事業譲渡や生産移管等に向けて、当該事業の特性等を考慮し複数の相手先との協議を進めてまいりました。
それら協議等を通じまして、当社は、2025年6月25日開催の取締役会において、連結子会社であるユニチカトレーディング株式会社（以下、「UTC」といいます。）、UNITIKA（BEIJING）TRAIDING CO.,LTD（ユニチカ（北京）貿易有限公司）（以下、「U北京」といいます。）、UNITIKA TRADING VIETNAM CO.,LTD（ユニチカトレーディングベトナム）（以下、「UTCベトナム」といいます。）が営む一部の事業、およびPT.UNITIKA TRADING INDONESIA（ユニチカトレーディングインドネシア）（以下、「UTCインドネシア」といいます。）の株式について、シキボウ株式会社との間で譲渡等に向けた基本合意書を締結することを決議いたしましたのでお知らせいたします。

記

1. 事業譲渡の内容

(1) 事業譲渡の理由

本件の当該譲渡対象事業は、UTCの衣料繊維事業のうちユニフォーム事業、寝装品事業等、およびドメイン子会社等、UTCに係る事業の一部ではありますが、UTCは全体として収益が低迷する中、特に官需ユニフォーム事業を中心に、ここ数年売上げ増加傾向にあり、今後、当該部門は付加価値の維持、向上が期待できる事業であります。
また、今般、基本合意書を締結いたしましたシキボウ株式会社とは、これまでもUTCとの間で製品開発、生地の生産・販売で協業し繊維事業で包括的な連携を進めさせて頂くなど、相互に親和性を高めた取り組みも行ってきた経緯もあり、今後も事業規模の拡大と効率化、技術力・開発力の向上、販売チャネルの拡大とブランド力の向上、人材交流等の点でシナジー効果が期待できること、また、当該事業に関し雇用も含め全体での承継を前提とした内容であることなどを総合的に勘案し、同社への事業譲渡が最適との判断をいたしました。

(2) 事業譲渡先の概要

(3) 事業譲渡する事業の概要

・譲渡事業

衣料繊維事業（譲渡先が希望する範囲に限る）

・譲渡先の希望する範囲

A) UTCの衣料繊維事業のうち、ユニフォーム事業、寝装品事業、プリント事業、シャツ事業の一部、その他
B）U北京、UTCベトナムの営む衣料繊維事業
C）UTCインドネシアの営む全事業

(4) 事業譲渡のストラクチャー

上記(3)のうち、A)、B)は事業譲渡、C)は株式譲渡

(5) 事業譲渡の日程

2025年6月25日	基本合意書締結
2025年8月初め頃	最終契約の締結
2025年12月末頃	事業譲渡等期日

2. 今後の見通し

今後、本件による当社 2026年3月期の業績に与える影響が判明した場合は、すみやかにお知らせいたします。

以上