ニュースリリース 機能資材事業

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機能資材事業

2010/10/ 6

弊社子会社が大臣認定と異なる仕様の耐火スクリーン製品を販売した件について

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 今般、建築住宅性能基準推進協会からの協力要請に基づく「防耐火関連製品のサンプル試験」の結果、弊社子会社のユニチカ設備技術㈱(本社:京都府宇治市)が製造・販売しております耐火スクリーン製品「ユニファイヤーガードシリーズ」において、大臣認定と異なる仕様の製品を販売していたことが判明しました。弊社は、ユニチカ設備技術㈱からの報告を受け、直ちに実態調査を進めると共に国土交通省に報告しました。かかる事態をまねきましたことに対し「ユニファイヤーガードシリーズ」を設置いただきましたお客様、販売先様並びに関係各位に深くお詫び申し上げます。
 なお、本件につきましては、本日国土交通省から公表されております。

1.概要
(1)大臣認定仕様との相違点
ユニチカ設備技術㈱は、大臣認定品である特定防火設備耐火スクリーン(以下本製品群)の製造・販売におきまして、鋼板材質や構成部材の形状・寸法に認定書と異なる仕様としていました。なお、耐火スクリーンの主構成部材のシリカクロス製シートにつきましては、認定書記載のものを使用しており、耐火性能については認定性能を有していると考えます。
なお、本製品群は、ユニチカ設備技術㈱がその他全ての鋼材の加工、製造並びに販売を行っております。共同認定取得者のユニチカグラスファイバー㈱は、本製品群に使用している耐火スクリーンクロス(布帛)をユニチカ設備技術㈱に販売しておりましたが、開発・販売機能を弊社に業務移管いたしましたので、平成17年4月以降は弊社がユニチカ設備技術㈱に販売しているものです。

仕様違いの概略は以下の通りですが詳細は別途リストをご参照下さい。
●仕様違いの内容概略
<鋼板材質の違い>
・ 「SS400」のところを「SGHC」「SPHC」
・ 「SGC400」のところを「SGH400」 など

<形状・寸法の違い>
・ 板厚 厚さ3.2 mmのところを4.5 mmや6.0mm
・ ケース寸法 150×120mmのところを230×120mm
・ 補強材寸法 40×40mmのところを60×30mm
・ 巻取りシャフト 厚さ2.3mmのところを2.0mm
・ 小扉ストッパー 棒鋼直径6mmのところを鋼板厚さ2.0mmなど

(2)大臣認定と異なる製品の該当数
認定品販売開始当初(2002年以降)から該当します。
総台数 約16,000台
総件数 約 4,500棟

2.今後の対応
ユニチカ設備技術㈱は、販売した製品について指定評価機関で性能評価を行い、防火設備に適合していることを確認するべく進めていきます。なお、8月以降一部の特定防火設備において受験し合格を頂いておりますが、今後も順次試験を行い、評価試験の完了は12月中を目指し、評価の結果をもって認定の再申請をさせていただく所存です。

※ なお、新たに判明しました事実につきましては、ユニチカ設備技術㈱インターネットホームページに掲載する予定です。
URL http://www.unitika.co.jp/upec/

3.ご相談窓口の設置
ユーザー様・お取引先様 相談窓口
ユニチカ設備技術株式会社
関西地区/ 関西技術営業部 Tel 0774-25-2074
中部地区/ 中部技術営業部 Tel 0564-22-8468
東京地区/ 東京技術営業部 Tel 03-3246-7553

以上

【本件に関わる報道関係者様お問合せ先】
ユニチカ株式会社 IR広報グループ
大阪市中央区久太郎町4-1-3
Tel 06-6281-5695 Fax 06-6281-5697
Email info@unitika.co.jp


※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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