会社概要、活動、沿革など、ユニチカグループの会社情報を網羅。

高付加価値製品の開発とコスト競争力、そして高品質な製品の迅速かつ安定的な供給。生産におけるシビアなテーマに確実にお応えしていくため、ユニチカグループは国内と海外の緊密なネットワークで対応します。長年にわたって培われたノウハウと最新設備を持つ国内拠点では、高いオリジナリティとメイド・イン・ジャパンのクオリティを提供。アジアを中心とした海外拠点における生産では、コスト競争力の追求はもちろんのこと、海外市場拡大にもつながる高品質な差別化製品の供給も目指しています。
ユニチカグループは「海外生産」と「現地生産」という二つの考え方を軸に世界展開を行っています。海外生産においては、日本に向けた生産拠点として、高品質で外国製品に負けないコスト競争力を持った製品を供給。また、現地生産では海外の消費地を舞台に、現地にない生産技術と設備を持ち込み、クイック・レスポンスをいかした生産・販売活動を推進しています。

ユニチカグループにおいて、その生産・開発・研究の中核となるのが、京都府宇治市に広大な敷地を構える宇治事業所です。「高分子」「機能材」の事業と全面的に連動するとともに、「繊維」においては基幹工場として活動。またグループ全体の要となり、近年は「生活健康」の研究開発に注力している中央研究所を擁しています。宇治事業所では環境低負荷の活動を実践するため、ガスタービン発電所を敷地内に設立。排熱を利用し、事業所の熱源として供給しています。

ポリエステルの樹脂や繊維、不織布製品の生産拠点となるのが、愛知県岡崎市の岡崎事業所です。ここでは、グループ全体の取り組みとなる「テラマック」製品の生産開発も手掛けています。また岡崎事業所では、ガスタービン発電設備を採用。燃料の有効利用によって、事業所全体で従来の15%の省エネルギーと26%のCO2排出量削減を実現しています。他にも天然繊維を中心に生産を行っている常盤事業所など、各拠点が分野別に独自に活動。国内生産ならではの、高付加価値、高品質を備えた製品を供給しています。

海外における生産販売拠点も重要な活動を続けています。食品包装用ナイロンフィルムにおいて全世界で約50%のトップシェアを誇る「エンブレム」。そのさらなる世界市場拡大を推進するための生産基地として、近年は施設の増設も行ったインドネシアの「エンブレムアジア」に続き、2005年から中国江蘇省無錫市に「エンブレムチャイナ」が本格的に稼働しています。近年、めざましい経済成長を遂げている中国の中でも、加工食品市場の発展に対応し、ナイロンフィルムを供給していく現地生産拠点です。

年間二桁の成長を維持するといわれる、中国でのナイロンフィルムの需要。「エンブレムチャイナ」はその市場に対応するための単なる生産拠点としてだけではなく、今後のアジアマーケット拡大のために、ユーザーニーズを積極的にソリューションしていく機能も視野に収めています。現地での人材育成も踏まえた、総合的な技術、生産能力のアップに力を注ぎながら、各生産拠点間の生産技術や生産管理などに関するフィードバックも徹底することで、さらなる品質の向上を目指しています。