技術開発方針
ユニチカグループの経営理念に基づき、私たちの技術が貢献するべき「安全で安心な暮らし」「便利で快適な暮らし」「環境と共生する暮らし」の3つの暮らしの領域において、既存事業領域との親和性の高い開発を行うと同時にコア事業の拡大、および成長分野における収益力の高い素材開発を目指します。
技術開発の方向性
ユニチカグループのコア技術は、祖業である繊維事業を端緒とする「ものを溶かして、繊維状や面状、球状に加工する技術」をベースとしており、長年にわたり、生活・産業分野にコア技術を活かした機能資材を提供してきました。これからも、従来のコア技術をベースに、新たな周辺技術を融合することで、コア技術を進化させ、新製品開発の基盤強化を進めていきます。加えて、中長期的な開発指針として、今後の成長が見込まれる市場分野における開発ターゲットを見定め、それらの分野でも、「お客様に選ばれ続ける企業」としての存在感を示すために、右記の姿勢で開発を推進し、今後の事業成長につなげていきます。
- BtoBニッチ、成長分野を意識したオンリーワン開発を目指します
- お客様のものづくりを深く理解し、課題を解決する素材、技術を提供します
- 来るべき社会として、「高速・大容量ネットワーク通信社会」「低炭素社会」「少子高齢対応社会」に注目し、新たな技術価値を創造します
成長が見込まれる市場で、
顧客のボトルネックの理解を進め、
いち早く、解決する資材の提案につなげる。
ユニチカグループが目指す成長市場
| 分野 | 方向性ないし解決すべき課題 |
|---|---|
| 通信・エレクトロニクス・半導体加工 | AIの進化、通信の高速化、低遅延/ 自動運転車、IoT、仮想現実、スマート シティ |
| 土木・インフラ・建築 | 安全・安心で快適な住環境や建築環境 /土木インフラの老朽化/ 地震・風雨災害の脅威増加/維持管理人員の減少(省力化ニーズ増大) |
| エネルギー(新エネ・省エネ・蓄エネ) | エネルギー需要の増加(AIサーバなど)/再生可能エネルギーの普及と効率化/ 蓄電・蓄エネルギーの普及/省エネルギーの推進 |
| 省資源・環境対応・リサイクル | 気候変動対策/循環型社会の実現 |
| 食料・食品 | 食料需要の増加/グローバルサプライチェーンの発達/フードロス問題 |
| 浄水・水処理 | おいしく安全な水の確保/水不足/ 排水の環境汚染対策(土壌・地下水の汚染対策) |
| 自動車・モビリティ | xEV*1、FCVの普及/SDV*2化/ドローンの普及、空飛ぶ車の実用化 |
- ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)なども含めた電動自動車全般
- Software Defined Vehicle 外部通信による内蔵ソフトウエアの更新で、性能・機能の更新ができる車両
開発のスピードアップ
- 重点テーマに資源投入
- シミュレーション技術、統計解析、
機械学習の積極的活用 - 他社や研究機関との積極的な共創
- 開発マーケティングの強化
コア技術
- 樹脂をつくる技術
- 糸をつくる技術
- 布をつくる技術
- フィルムをつくる技術
- その他の技術
1889年に繊維メーカーとして創業したユニチカグループのコア技術は、「大日本紡績」と、もう1つのユニチカの前身である「日本レイヨン」それぞれが保有していた高分子や繊維に関する技術がベースになっています。長年にわたって培ってきたコア技術は、主に「樹脂をつくる技術」「糸をつくる技術」「布をつくる技術」「フィルムをつくる技術」「その他の技術」から構成されています。
