環境への取り組みの方針・歩み

環境基本方針

ユニチカグループでは、1993年を環境元年とし、宣誓、基本理念、行動指針からなる「ユニチカ地球環境憲章」を制定しました。以後この憲章にのっとり、環境に配慮した企業経営を行うとともに、様々な環境活動に取り組んでいます。

ユニチカ地球環境憲章

宣誓

私たち人類の活動範囲が広がり、活発となるに伴って、空気、水、土などの自然環境が地球的規模で急激に変化し、地球という限られた生態系の中で、私たちと共に生きている動植物のみならず、私たちの存亡さえ危惧される事態に立ち至っている。ユニチカは、一世紀余りにわたる事業活動を通じて社会に貢献してきたが、このような地球環境の厳しい現状を深く認識し、地球環境の保護、改善に一層の配慮をし、適切な方策を講じることが企業活動の根幹であることを宣明する。

基本理念

暮らしと技術を結び、人と自然との共生に貢献する企業活動を行う。

行動指針

1.地球環境を常に配慮する
企業活動を行うに当たっては、地球環境に与える影響を常に配慮する。殊に製品の製造に当たっては、地球環境に悪影響を与えないように厳格な管理をする。

2.技術開発で貢献する
地球環境の保護、改善に貢献する技術の研究開発を積極的に推進する。

3.資源・エネルギーを効率的に利用する
資源・エネルギーの効率的な利用を促進するとともに、限られた資源のリサイクルに努める。

4.広報、啓発活動を推進する
地球環境の保護、改善に関する情報について積極的な広報活動を行うとともに、広く啓発活動を推進する。

5.ユニチカグループの総合力を発揮する
ユニチカグループは、この憲章にのっとり総合力を発揮して、地球環境の保護、改善の実現に努める。

環境保全活動の歩み

ユニチカグループの環境保全活動は、50年にわたって連綿と進化してきました。引き続き未来へと続いていく環境経営に取り組んでいきます。

ユニチカは、日本が公害問題で揺れていた1973年に「環境保全規程」を定め、規制値や基準値が守られれば良しとする、他律的な生産活動とは一線を画しました。1991年には全社組織として環境保全委員会を設け、1993年に「ユニチカ地球環境憲章」制定、年1回の環境監査開始と、現在まで続く環境配慮型経営の基本路線を確立。1998年には、ユニチカグループとして社会的使命を果たすための基本的な行動方針を定めた「ユニチカ行動憲章」を制定し、その第一条において環境・安全への配慮責任を明記しています。

この行動憲章を受け、日頃の事業活動において守るべき具体的な組織・従業員の行動基準を定めたのが、2001年4月に制定・施行した「ユニチカ行動基準」です。これによって、環境・安全のみならず、コンプライアンスや社会、ステークホルダーとの共生意識などを含む、「企業の社会的責任(CSR)」全体を視野に入れた企業活動を開始しました。

1973. 09 環境保全規程を制定・施行
1991. 10 環境保全規程を改正、環境保全委員会設置
1993. 04 地球環境憲章を制定・施行
1993. 05 環境保全規程を改正し、環境規程として制定・施行/環境委員会を設置し、毎年開催
1994. 05 環境監査を開始(年1回)(事業所自主監査と、本社スタッフによる社内監査)
1996. 07 環境中期計画第1次(1997 ~ 1999年度)目標策定
1996. 09 社内啓発誌“かんきょう”を発行開始
1997. 10 主要事業所でISO14001の認証取得に向けて活動開始
1998. 01 ユニチカ行動憲章制定・施行
1999. 01 ユニチカケミカル㈱がISO14001取得(グループ第1号)
2000. 10 環境中期計画第2次(2000 ~ 2002年度)目標策定
2001. 04 ユニチカ行動基準作成
2002. 10 ユニチカ環境報告書発行
2002. 10 環境中期計画第3次(2003 ~ 2005年度)目標策定
2005. 10 環境中期計画第4次(2006 ~ 2008年度)目標策定
2008. 10 環境中期計画第5次(2009 ~ 2011年度)目標策定
2011. 10 環境中期計画第6次(2012 ~ 2014年度)目標策定
2015. 01 環境中期計画第7次(2015 ~ 2017年度)目標策定
2018. 01 環境中期計画第8次(2018 ~ 2020年度)目標策定
2020. 10 環境中期計画第9次(2021 ~ 2023年度)目標策定

サステナビリティに関する
お問合せはこちら