環境負荷低減

廃棄物削減

 2022年度は一部の事業所で生産量が減少したことに伴い廃棄物量も減少したことに加え、場外処理していたガラス繊維クズの有価物化がさらに進み、前年度よりも産業廃棄物量を削減することができました。2019年度比では11%削減しており、KPIの2030年度目標を達成することができました。引き続き工程内での再利用や廃プラスチックの再利用を推進するともに、新たな利用方法を見出せるよう努めることで更なる廃棄物の削減を推進していきます。

産業廃棄物処理量の推移 産業廃棄物処理量の推移

優先課題(マテリアリティ)のKPI

産業廃棄物場外処理量
2030年度目標:6,621t (2019年度比10%削減)
2022年度実績:6,569t (2019年度比11%削減)

水資源

 ユニチカグループは使用する水の大部分を河川水に頼っています。使用後は工場内で浄化し、再び環境中へ戻します。毎年着実に水使用量を削減し続けており、2022年度は前年比2%削減致しました。

水使用量の推移 水使用量の推移

大気と水域への環境負荷低減

 各生産拠点にて重油から液化天然ガスへのエネルギー転換、ディーゼル発電の停止などの施策により、ばいじんやNOx、SOx、CO2の削減に努めています。また、排水処理設備の適切な管理により、水域への負荷低減に努めています。
 2022年度は、ばいじんとSOxの排出量を削減できましたが、NOxは関係会社での稼働時間が増えたため増加しました。

ばいじん排出量推移 ばいじん排出量推移

SOx排出量推移 SOx排出量推移

NOx排出量推移 NOx排出量推移

水域への負荷(COD)推移 水域への負荷(COD)推移

総排水量推移 総排水量推移