温暖化防止

温暖化防止

基本的な考え方

 ユニチカグループは他社に先駆けて事業所内にコジェネレーターを導入するなど、CO2排出量の削減に力を入れています。2021年4月に日本政府が国内の温室効果ガス排出量の削減目標を2013年度比26%削減から46%削減に引き上げたことを受け、ユニチカグループも2021年7月のサステナブル推進プロジェクトにおいて2030年度の国内事業所からのCO2排出量の削減目標を2013年度比46%削減に設定しました。2050年カーボンゼロを目指しています。

事業活動によるCO2排出量の削減

 ユニチカグループ国内全事業所(本社、営業所を含む)の2021年度のCO2排出量はScope1とScope2を合わせて 279ktでした。政府目標の2013年度を基準年とした場合の 削減率は約21%です。今後は海外事業所のScope1と Scope2と、グループ全体のScope3の算定にも着手し、更な るCO2排出量の削減を目指します。

事業活動によるCO2排出量の削減 事業活動によるCO2排出量の削減

物流に関わるCO2排出量の削減

 物流においては、モーダルシフト、輸送効率化などを進め、原材料、製品、廃棄物などの搬入出と排出に伴う環境負荷の低減に取り組んでいます。ユニチカが特定荷主として行政へ届け出た2021年度の輸送量は60,509kt・㎞、CO2排出量は20.5kt(2013年度比26%削減)となりました。今後も鉄道利用の拡大、アイドリングストップやエコタイヤの推進などにより、グループ全体でクリーン物流に取り組んでいきます。

優先課題(マテリアリティ)のKPI(2030年度の目標)

CO2 排出量:189kt(2013年度比46%削減)(国内事業所)
2021年度実績:278kt(2013年度比21%削減)