ガバナンス体制
ユニチカグループの「品質保証委員会」は、代表取締役社長執行役員を委員長とし、所管する製品を有する事業部門などの責任者の9名で構成され、定期的に委員会を開催しガバナンスの強化を図るとともに、品質保証に関する方針、その他の重要事項の決定、品質保証に関する不適切事案などについて審議および情報の共有、品質保証監査結果の総括などを行っています。
管理体制においては、グループ内の品質保証部門の組織強化、品質保証体制の構築、再整備に向け、品質監査を継続的に実施しています。データの信頼性確保やお客様との約束の遵守状況、品質保証体制の不備など監査を通じて確認し、不適切な事案の防止、品質管理状態の監視とレベルアップを図っています。また、2019年に制定した「品質保証に関するガイドライン」の全品質保証業務従事者に対する周知徹底に加え、2024年度の品質保証教育として、主に品質保証業務担当者を対象とした集合研修(座学とグループワーク)を社外講師を招いて開催しました。研修は二部構成とし、品質コンプライアンスを中心とした座学パートは、web配信を行い各事業所でも受講。グループワークパートでは、品証業務担当者のみを対象とし、「自部署の製造品質保証の問題点とあるべき姿」をテーマについてディスカッションし、部門を通じた共通認識や自部署にはない取り組みについて理解を高めました。また、「営業や開発、業務部門へ品質保証教育」への取り組みとして、コンプライアンス学習(e-ラーニング)に品質保証コンプライアンスの内容を組み込み、グループの従業員に受講していただき、対象を広げコンプライアンス教育を行いました。
今後も、「ユニチカグループ品質方針」に明記している「品質はコストや納期よりも優先する」ことへの理解と、品質保証を含めたコンプライアンスの意識がグループ全体に浸透するよう、社内風土・意識改革を推進していきます。
ユニチカグループ 品質方針
- 『品質はコストや納期より優先する』という価値観を持ち、お客さまが安心して安全にお使いいただける製品を提供します
- 製品・サービスに関わる法令やお客さまとの取り決めを遵守します
- 品質要求を達成するために、設計、開発、製造の各工程において検証と検査を重ね、製品の品質を作りこみます
- 品質保証体制を継続的に整備し、品質の改善に努めます
品質保証に関するガイドラインより抜粋
<基本行動>
- 品質保証業務に携わる者は、製品・サービスに関わる法令や規則の遵守と、「不正・改ざんは絶対に起こさない、起こさせない」という強い意志を持って意識の徹底を図る。
- お客様との間で遵守可能な取り決めを行うとともに、その遵守状況を逐次確認する。
- 品質保証に関する情報について、事業部門内およびユニチカグループ各社と管轄部署間で共有を図る。
安全な製品を提供するために
ユニチカグループは、お客様に安全な製品を提供するために「製品安全管理規程」を制定しています。基本方針から責任の所在、推進体制、マニュアルの運用や適用の細則まで詳細に定めており、この規程に則って安全な製品の製造・販売に努めています。
新製品の上市時にはPL審査会を開催し、製品の安全性や表示などさまざまな観点から審査しています。
全社的な組織としてPL中央委員会を設置、年1回開催時にPL審査会における製品安全審査結果の総括、製品安全の啓発などを実施しています。
なお、事故につながるおそれがあるクレームについては、品質保証委員会、PL中央委員会で情報を共有し、日々、再発防止の対策など改善活動を行っています。


2024年度の研修の様子
