サステナビリティプラン(優先課題とKPI)

優先課題とKPI

 2021年7月に各優先課題のKPIを策定しました。毎年5月に開催するサステナビリティ委員会において進捗を確認し、施策の見直しと追加を行います。2023年5月に発表した新中期経営計画G-STEP30 2ndにおいて、優先課題を豊かさ・繁栄(Prosperity)、地球環境(Planet)、人間生活(People)の観点から整理しました。

優先課題
(マテリアリティ)
指標
(KPI)
2023年度の
実績
2025年度の
目標
2030年度の
目標
Prosperity ①安全で安心な暮らしの実現 ②便利で快適な暮らしの実現 ③環境と共生する暮らしの実現 指標(KPI):3つの暮らしに貢献する素材の売上高
(2019年度比)
1.1倍 1.6倍 2.6倍
②便利で快適な暮らしの実現 1.1倍 1.6倍 2.6倍
③環境と共生する暮らしの実現
Planet ④環境と共生する
 企業活動の推進
CO2 排出量(2013年度比)(国内全グループ) 35%減 24%減 46%減
(国内全グループ)      
産業廃棄物場外処理量(2019年度比)(国内全グループ) 19%減  2030年度目標達成 8%減           10%減          
(国内全グループ) 2030年度
目標達成
   
People ⑤人権の尊重 人権関連教育の実施率(海外を含む全グループ) 79% 75% 100%
(2026年~2030年に1回以上教育を受けた社員の割合)
(海外を含む全グループ) (2026年~2030年に1回以上教育を受けた社員の割合)
⑥働きがいのある会社づくり 休業度数率*1(海外を含む全グループ) 2.29 0.35 0.25
(海外を含む全グループ)
健康経営優良法人認定(ユニチカおよび一部グループ会社*2 認定取得           認定取得           認定取得  ホワイト500   
(ユニチカおよび一部グループ会社*2     ホワイト500
⑦ダイバーシティの推進 女性管理職比率(海外を含む全グループ) 5.5% 8.0% 20%
(海外を含む全グループ)
総合職本社新卒
採用女性比率(ユニチカ)
35% 30% 30%
(ユニチカ) 2030年度
目標達成
   
男性育休取得比率(国内全グループ) 72%  2030年度目標達成 50%             85%        
(国内全グループ)      
中核人材プールの年次レビュー実施率(ユニチカ) 100% 100% 100%
(ユニチカ) 2030年度
目標達成
   
⑧サプライチェーン
 マネジメントの強化
CSR調達アンケート回答率(主要取引先)            80%           80%          
(主要取引先)      

*1:100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数
*2:日本エステル(株)、ユニチカトレーディング(株)、ユニチカテキスタイル(株)、ユニチカグラスファイバー(株)、
    ユニチカガーメンテック(株)の5社

サステナビリティプラン(優先課題・KPI)

優先課題の特定プロセス

 優先課題の特定に当たって、まず、持続可能な社会を実現するためにユニチカグループが既に取り組んでいることと、これから取り組むことをSDGsのゴールターゲットとGRIスタンダードに照らしてリスト化しました。これらの取り組みをグループ化した上で、SDGsの目標年である2030年までの達成すべきことを課題として抽出しました。そして、これら課題それぞれについて、リスクと機会、バリューチェーン上での位置付けを検証し、重要な項目について絞り込みました。最終的に、これらの項目をステークホルダーにとっての重要性とユニチカグループにとっての重要性という2軸のマトリックスで整理し、優先課題(マテリアリティ)を特定しました。また、「優先課題の前提となる基本事項」についても4項目設定しました。
 なお、これらの項目については、経営会議にて承認されています。

優先課題特定プロセス

優先課題特定プロセス 優先課題特定プロセス

優先課題マトリックス

優先課題マトリックス 優先課題マトリックス

優先課題の前提となる基本事項
  • コンプライアンス
  • ガバナンスの強化
  • 製品の安全と品質の確保
  • デジタルトランスフォーメーションの推進